私達夫婦には、知的障害者施設に入所している娘が一人います。
私達も高齢になり、私達が認知症になったり死亡したりしたとき、私達はどうなるのか、娘はどうなるのか、ずっと心配していました。
そこで心配事相談に出かけて、相談員である司法書士さんから、司法書士さんに、認知症になった後に財産管理をしてもらったり、死亡した後に身辺整理をしてもらったり、
遺言したとおりに財産を分けてもらったり、そして娘の後見人になって、娘が困らないように支援して貰えることを知りました。
将来の心配事でしたが、財産を司法書士さんに預けることも必要になるのですから、すぐには決断できませんでした。ただ、夫の体調も悪くなったものですからどうしようかと思ってました。
いろいろな契約をする必要があったので、難しかったですが、司法書士さんが親切にしてくれて安心して出来ましたのでお願いしました。契約がおわったら、何か重い荷物が下ろせたようで、その後はすっきりしました。
それに知識も豊富でしたし、誠実で信頼できました。そして、丁寧に話しを聞いてくれて、具体的な提案をしてくれるので安心してお願いできました。
また、司法書士さんに後見人になってもらうときは、裁判所が監督する他に、公益社団法人リーガル・サポートという団体も司法書士さんを監督というのは心強いですね。
司法書士さんの勧めもあり、最初は、私が娘の後見人になりました。司法書士さんにアドバイスをもらいながらですが、娘のために後見人になれた時期があって良かったと思っています。
司法書士さんには時々来て頂き、娘のこととか、生活のこととか、夫の病気のこととかいろいろ相談にのってもらったり、対応してもらったり、心の支えとなりました。
実は夫が昨年亡くなったのですが、その時は葬儀やらなにやら全部手伝ってもらい、遺産相続も無事おわり、大変助かりました。
夫亡き後、娘の後見人の仕事も荷が重く感じたので、司法書士さんに代わってもらいました。自宅でのひとり暮らしも辛いし不便でしたので、売却してもらい、良い施設を捜してもらいました。
今はその施設で一人暮らしをしていますが、娘も泊まりこれる施設なので、時々親子水入らずの生活を楽しむことも出来てます。私の時も、夫の時のようにしてくれると思いますし、
娘の後見人にもなってもらいましたから、色々なことを依頼して良かったと思っています。私も、身体が言うことを利かなくなってきていますが、司法書士さんに支援を受けながら、娘のためにも、もう少し頑張って生きていこうと思っています。